各位
名古屋大学では、超小型衛星やそのデータの利用に関する基礎知識を有し、民間における人工衛星利用の
潜在的ニーズを掘り起こすことができる人材の育成を目指し、以下の要領で第5回「民間における宇宙利用」
2週間上級コースを実施します。毎回、文系理系、学内外を問わず高専生・学部1年生から大学院生、社会人まで
20名を超える幅広い応募があります。当初は対面で行っていましたが、コロナウイルスの影響と遠方からの幅広い
参加を促すため、オンラインを中心に実施しています。今年度は8月に基礎コースを実施しました。
今回の上級コースでは、衛星リモートセンシングデータ解析演習と熱真空試験・振動試験実習を行います。
応募締切は1月30日(月)としますが、実習以外のオンライン講義・演習であれば2月17日(金)まで受け付けます。
オンラインで特定の講義のみの部分履修も可能ですので、周知いただければ幸いです。
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人工衛星の民間利用で世界を変える!
「民間における宇宙利用」 第5回 2週間上級コース 受講生募集
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【本コース導入の背景】
日本の宇宙開発の発展にとって民間の宇宙利用拡大が不可欠となっていますが、衛星開発には巨額な費用がかかる上に、
宇宙利用の人材不足がその拡大を妨げる障壁となってきました。 その問題解決のため、コストの削減・スケジュール短縮
を可能にする超小型衛星の開発が進められています。しかし、民間で超小型衛星やそのデータを有効に活用できる人材が
不足しているのが現状です。本コースを通じて、超小型衛星やそのデータの利用に関する基礎知識を有し、民間における
人工衛星利用の潜在的ニーズを掘り起こすことができる人材の育成を目指します。
【募集対象】
人工衛星やデータを用いた宇宙利用に興味のある、学部生・大学院生、社会人。
宇宙や人工衛星に関する知識、また文系理系の別や専攻を問いません。
講義・実習は日本語で行います。
【実施場所】
オンライン(講義・演習)および名古屋大学東山キャンパス(実習のみ)
【募集人数】
20名。現地で行う実習は応募者多数の場合、抽選により決定します。
【受講料】
無料。ただし、旅費補助はできません。
【申請方法】
以下のURLにある申請フォームを使って申請してください。
https://coso.isee.nagoya-u.ac.jp/sero/course_2302.html
その際、人工衛星やそのデータ利用に関する興味、アイデアについて記入していただきます。
【応募期間】
2023年1月30日(月) 午後5時まで。ただし、オンライン講義・演習は2月17日(金)まで受付。
【コース期間】
2023年2月27日(月)から3月10日(金)まで
土日を除く10日間。
コース修了時に修了証を授与します。
【コース内容】
座学による講義と、講義内容に基づく実践的な実習に分けられます。
上級コースでは熱真空・振動試験、データ解析など基礎コースよりも専門的なカリキュラム体系となります。
部分履修も可能です。
★上級コース
<講義 (全てオンライン)>
- リモートセンシングデータ解析講義
- 熱真空・振動試験講義
- 宇宙開発利用時代のプロジェクト管理・システムズエンジニアリング
- 宇宙ビジネスが拓く新たな市場と投資
- 新たな宇宙利用時代の宇宙法
<演習・実習 (実習は2日間で1日は名古屋大学東山キャンパス)>
- リモートセンシングデータ解析演習(オンライン)
- 熱真空試験実習(名古屋大学1日+オンライン1日)
- 振動試験実習(名古屋大学1日+オンライン1日)
【問い合わせ】
名古屋大学 宇宙地球環境研究所 附属飛翔体観測推進センター 宇宙開発利用推進室
E-mail: sero-contact@isee.nagoya-u.ac.jp